留学生の食事事情

教えているタイの学生に誘われて、タイ料理の店へ行ってきました。やはり日本に住んでいるとタイ料理が恋しくなるようです。

訪れた店は神保町にあるちょっとお洒落な感じの店で、ランチメニューは1000円前後。お味もとてもよく、これならタイへ行っても食事に困ることはなさそうだなと思いました。

でも、生徒曰わく、タイと比べてとにかく値段が高いのだそうです。私が注文した「カオ・マンガイ」というメニューは鶏の脂で炊いたご飯に、蒸した鶏を乗せて食べる、タイの一般的な大衆料理だそうです。

現地では、日本円で150円程度で食べられるそうですから、900円はあり得ないと言っていました。物価が日本の3分の1程度だそうですから、値段差は仕方ありませんが、こと食べ物に関しては、物価差はもっと大きいようで、ちょっと手が出せない値段だそうです。

日本人に例えれば、月に何度かは食べたいラーメンが、店に入ったら一杯4,000円なんて言われたら手が出ませんよね?彼らにとってはそういう感覚なんでしょうね。

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デモ先生

2009年から日本語教師を始めて今年で14年目。約1000人の生徒を指導。特に中級以上の会話能力を伸ばすことと、漢字指導が得意。